パナソニックの「レッツノート」夏モデル、法人向けはXi対応


 パナソニックは、モバイルノートパソコン「レッツノート(Let'snote)」の2012年夏モデルを発表した。スマートフォン連携機能が用意されるほか、法人向けにはNTTドコモのLTE方式によるデータ通信サービス「Xi」に対応するモデルが用意される。

 今回の夏モデルは、6月8日発売の「SX2」「NX2」、7月20日発売の「SX1」となる。いずれもOSはWindows 7(法人向けは32ビットのみ)で、CPUは「SX2」「NX2」がインテル製Core i5-3320M vPro、「SX1」がCore i5-2540M vPro(個人店頭向けはvProテクノロジー非対応)となる。「SX2」「NX2」がハイスペック、「SX1」がエントリーという位置付けで、スーパーマルチドライブの有無などによるバリエーションが用意されている。12.1インチ、1600×900ドットのディスプレイを装備し、個人向けモデルの「SX2」は128GBのSSDか500GBのHDDを選択でき、「NX2」は500GBのHDD、「SX1」は320GBのHDDとなる。一方、法人向けモデルのストレージは128GBのSSDか、250GBのHDDを選べる。

 そうしたバリエーションの一部として、「SX2」「NX2」「SX1」のいずれにおいても、「WiMAX」対応モデルが用意される。また、法人向けの「SX1」の一部は、WiMAXに加えて、NTTドコモの高速データ通信サービス「Xi」の通信モジュールを内蔵する。エリア内では下り最大37.5Mbps、上り最大12.5Mbps(一部では下り最大75Mbps、上り最大25Mbps)で通信できる。

 このほか、スマートフォン連携機能として、NTTドコモのP-04D、ソフトバンクモバイルの102Pからスリープ中の「レッツノート」を無線LAN経由で起動し、ファイルコピーやパソコンへのログインなどが行える「スマートアーチ」や、電源オフ中でも1.5Aで出力し、スマートフォンを急速充電できるUSBポート(対応機種はパナソニック製スマートフォン)なども利用できる。

個人向け(店頭)
法人向け

(関口 聖)

2012/6/5 16:15