ソニー、海外向けに防水防塵の「Xperia go」「Xperia acro S」

　ソニーモバイルコミュニケーションズは、海外向けスマートフォン「Xperia go」「Xperia acro S」を発表した。どちらも防水・防塵に対応したモデルで、「Xperia go」は3.5インチディスプレイ搭載のコンパクトモデル、もう一方の「Xperia acro S」は約4.3インチディスプレイで日本向け機種をベースにしたモデルで、2012年の第3四半期に発売される。

　両機種ともに、ソニーのエンターテイメントサービスに対応し、音楽配信サービス「Music Unlimited」、映像配信サービス「Video Unlimited」に対応する。

　ソニーモバイルでは、両機種の特徴である防水・防塵機能について、スマートフォン購入時にユーザーが重視する項目の1つとしている。

■コンパクトなXperia go

　「Xperia go」は、3.5インチディスプレイ搭載のAndroid 2.3搭載スマートフォン。今後、Android 4.0へのバージョンアップが予定されている。防水・防塵はIP67に準拠した性能。モバイルBRAVIAエンジンによる高画質性能、500万画素カメラ、1GHz駆動のデュアルコアプロセッサなどが特徴とされている。

　大きさは111×60.3×9.8mm、重さは110g。ボディカラーはブラック、ホワイト、イエローの3色。米国では「Xperia advance」という名称で発売される予定。

■日本モデルをベースにした「Xperia acro S」

　「Xperia acro S」は、3月に日本で発売された「Xperia acro HD」をベースにしたモデル。ただしワンセグ、おサイフケータイ（FeliCa）、赤外線は搭載されておらず、発売時にはAndroid 4.0を搭載する。4.3インチ、720pのディスプレイにモバイルBRAVIAエンジンを組み合わせた高画質が楽しめる。1210万画素カメラでは、フルHD（1080p）の動画を撮影できる。IP55およびIP57準拠の防水・防塵仕様を備える。

　1.5GHz駆動のデュアルコアプロセッサを搭載する。大きさは126×66×11.9mm、重さは147g。ボディカラーはブラック、ホワイト、ピンクの3色。