ジュラルミン削りだしケースや職人手作りの漆塗りケースなど


 ソフトバンクBBは、ソフトバンクモバイルの2012年夏モデル向けのアクセサリーを順次提供する。

 提供されるアクセサリーは、7月中旬発売「デザインケース for PANTONE 5」「スマホウエア シュシュストラップ」「CRAFTHOLICスタンド HUG」「ジュラルミンケース for SoftBank 106SH」「JAPAN TEXTURE for SoftBank 101F」となる。

 このうち「ジュラルミンケース」(2万4800円)は、フラッグシップモデルの「AQUOS PHONE Xx 106SH」専用で、アルミニウムと銅の合金であるジュラルミンから削りだしたもの。デザインはFACTUS DESIGN(ファクタスデザイン)が手がけたもので、当初はシルバーのみ開発される予定だったが、試作の結果、レッドもラインナップに加わった。上部・底部から中央に向かってくびれるシルエットで、背面はざらついた加工が施され、手に馴染みやすくなっている。裏面にかぶせるパーツとディスプレイ側からかぶせるパーツで「106SH」を挟み込み、ビスで止める、という念の入りよう。耐衝撃性能も備えるとのことだが、JIS規格などへの準拠については現在検証中で、発売時期が来れば、あらためて案内される見込み。7月上旬発売予定で、具体的な数は明らかにされていないが生産数は限定となる。

 また「JAPAN TEXTURE for SoftBank 101F」は、漆塗りで仕上げられた「ARROWS A 101F」専用ケース。価格は2万4800円。1つ1つ、職人の手によって仕上げられたという同製品は、漆塗りによって格子柄の「市松」、縦のヘアラインと無地が交互する「五月雨」、円を描く幾重ものラインが描かれた「渦」という日本文化の紋様をモチーフにしている。それぞれ黒と朱の2色が用意され、年月を経るごとに、漆塗りならではの味わいが出てくるという。また「和紙」と名付けられたケースは、黒塗りのものだけが用意され、背面の一部が漆塗りに加えて、石目模様の和紙が貼られ、穏やかな雰囲気をまとっている。こちらも数量限定になる見込みで、8月下旬発売される予定。

 このほか、好みのスマートフォンカバーをオーダーメイドできる「カバコレ」では、ディー・エヌ・エー(DeNA)運営の「Mobage」の人気ゲームとコラボしたデザイン31種類が追加される。

有機ELディスプレイ搭載のBluetoothヘッドセット「music piece」

 またソフトバンクBBでは、7月下旬にBluetoothヘッドセット「music piece」(ミュージックピース)を発売する。

 手のひらにすっぽりと収まる「music piece」は、Bluetooth 3.0対応のヘッドセット。通話も可能で、同時に2台と接続できる。有機ELディスプレイを搭載し、3行分の情報を表示できる。楽曲再生時には楽曲名などを、着信時には電話番号を表示する。操作ボタンは、再生ボタン、音量ボタン(+と-、2つ)が用意されている。電源は再生ボタンの長押しで操作する。

 Android、iPhoneで利用できる。発表時点では、まだ価格が明らかにされていないが、担当者は1万円を切る程度と説明していた。

(関口 聖)

2012/5/29 17:05