auの「HTC J」、5月25日発売


 KDDIと沖縄セルラーは、auのAndroid 4.0搭載スマートフォン「HTC J ISW13HT」を5月25日に発売する。毎月割適用後の価格は新規契約で2万円台半ば、機種変更で2万円台後半とのこと。たとえばau Online Shopでの価格(毎月割適用後)は新規2万4120円(毎月割1200円)、機種変更で2万9160円(同990円)。

 「HTC J」は、台湾HTC製のAndroid 4.0搭載スマートフォン。グローバルで製品を供給するHTCは、日本向け製品もこれまでグローバル版と同等のものばかりだったが、今回はKDDIとタッグを組み、ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信と、日本市場向けの機能を備えるとともに、ボディデザインも日本向けに仕上げられた。機能面では、ヘッドホンブランド「Beats Audio」の技術が組み込まれたこと、また動画撮影中の静止画撮影やクイックな起動・撮影が可能なカメラ機能などが特徴。ユーザーインターフェイスもHTCの「HTC Sense 4.0」を搭載しつつ海外のHTCモデルと異なり、待受画像などを楽しみやすいウィジェットの配置など、日本のユーザーに向けて工夫されている。

 約4.3インチ、960×540ドットの有機EL(AMOLED)ディスプレイ、800万画素の裏面照射CMOSカメラ、16GBのストレージ、1GBのRAMを備える。チップセットは、1.5GHz駆動のデュアルコアプロセッサ搭載の「MSM8660A」となる。Wi-Fi対応(IEEE802.11 a/b/g/n、2.4GHz/5GHz帯)でBluetooth 4.0、HDMI、Wi-Fiルーター機能、Eメール(@ezweb.ne.jp)、緊急速報メール(緊急地震速報、災害避難情報、津波警報)が利用できる。WIN HIGH SPEED非対応ながら、WiMAXをサポートする。海外渡航時は、GSM方式とUMTS方式(W-CDMA)のエリアで利用できる

 大きさは約132×66×10mm(最厚部11.2mm)、重さが142g。連続待受時間は約310時間。連続通話時間は約560分。ボディカラーはレッド、ホワイト、ブラックの3色。パッケージにはイヤホンが同梱される。

 5月25日までにキャンペーンサイトで「購入宣言」し、7月31日までに「HTC J」を購入したユーザー(要IS NET、ISフラット)には、専用ジャケットと、電池パックがもれなくプレゼントされる。さらに抽選で500名にヘッドホン「Beats Solo」がプレゼントされる。




(関口 聖)

2012/5/18 14:50