ドコモの「Xperia」シリーズでソフト更新


 NTTドコモは、ソニーモバイル製Androidスマートフォン「Xperia SO-01B」「Xperia arc SO-01C」「Xperia acro SO-02C」「Xperia ray SO-03C」「Xperia PLAY SO-01D」の5機種に不具合があるとして、ソフトウェア更新サービスの提供を開始した。

 5機種全てに共通する不具合は1種類で、「海外の一部地域において、まれに正常に通信できない場合がある」というもの。また「Xperia」以外の4機種では、電源をONにして起動した際、まれにUIMカードを認識しないことがあるという。このほか、「Xperia acro」ではIC通信を行うアプリでデータを送信しようとすると、まれに通信エラーが発生する不具合も確認されている。

 更新は端末単体と、パソコン経由の両方で実行できる。端末単体での更新所要時間は機種によって異なり、10分~25分かかる。更新中、他の機能は利用できない。いずれも自動更新はできず、ユーザー自身が操作して更新する。

 NTTドコモの3Gネットワーク経由か、宅内などのWi-Fi経由で更新ファイルをダウンロードできる。3G経由の場合、パケット通信料が発生するが、Wi-Fi経由ではかからない。

(関口 聖)

2012/3/28 11:35