米国渡航中のauユーザー、一部でデータ通信できない障害


 KDDIは、国際ローミングサービス「グローバルパスポートCDMA」のユーザーで、米国に滞在している人の一部において、Eメールの送受信やWebブラウジングといったデータ通信に関する障害が発生している、と案内している。

 同社によれば、障害は15日17時14分ごろからで、24時間経過した現在も継続している。米国滞在中の一部ユーザーで、Eメールの送受信、EZweb・PCサイトビューアーによるWebブラジング、SMS(Cメール)の送信ができないという。原因については、KDDIおよび、現地事業者のVerizon Wirelessとの間で調査し、復旧作業に取り組んでいるとのこと。

 事象が発生しているエリア、影響を受けている人数は調査中のため正確なところはまだわからないが、KDDI側では「Verizonからのデータによると数百人規模で発生しているのではないか」としている。なお、現地で利用する携帯電話がGSM方式にも対応していれば、CDMAからGSMに切り替えると通信できる。

(関口 聖)

2012/3/16 17:35