銀座中央通りにソフトバンクの旗艦店舗がオープン


白戸家の面々

 ソフトバンクモバイルは、ソフトバンクブランドの発信拠点となる旗艦店舗「ソフトバンク銀座」をオープンした。6日、ソフトバンクの代表取締役社長である孫正義氏や、テレビCMに登場する白戸家の面々がかけつけた。

 ソフトバンク銀座は、ソフトバンクショップとしては最大の店舗面積を誇るフラッグシップショップ。銀座三越のある交差点(銀座四丁目交差点)からほど近いところにあり、アップルストア銀座と同じ中央通り沿いに位置している。

 紙のカタログを廃し、iPadなどタブレット端末で商品説明するコーナーが設けられる。タッチ&トライコーナーも用意されている。また、CMキャラクターの白戸家のリビングをイメージした展示スペースがあり、記念撮影が楽しめる。

 SoftBank SELECTIONのアイテムが200点、それ以外のアクセサリー類が300点、合計の500点の充実した周辺アクセサリーが用意される。さらに、銀座店の限定グッズとして、白戸家のお父さんをモチーフとしたiPhone 4S/4用のカバーなども販売される(2980円)。このほか、SoftBank SELECTIONの先行販売や展示も行われる。

 なお、オープン記念プレゼントとして、3月6日~11日にかけて、先着5000名にステッカーやトートバッグといった来店特典が用意される。また、受付をするとこちらも先着でオリジナルマグカップやストラップなどが進呈される。


タッチ&トライコーナーショップスタッフの制服も一新受付テーブルの下にノートパソコンがある。iPadで商品説明
充実のアクセサリー銀座店オリジナルのiPhoneカバー天童木工とのコラボカバー
店舗には各所にお父さんがいるお父さんの机受付機にもお父さん。“お手”をしている部分から受付票が出てくる

セレモニーの中を歩行者が通り抜ける

 中央通り沿いの店舗前の歩道を利用して発売記念セレモニーが開催された。孫氏やソフトバンク銀座の井上店長のほか、白戸家の面々として、上戸彩、樋口可南子、ダンテ・カーヴァー、お父さん(犬)らが登場すると、通行人らがびっくりしたように彼らを二度見する姿が見られた。


正午、スイッチを押して銀座店オープンオープンと同時にシャボン玉が舞った

 ここでセレモニーの位置関係を説明しておくと、店舗側に孫氏や白戸家の面々が並び、道路に面した側にカメラやテレビなど報道関係者らが陣を取る。その間を通行人が通る抜けるような形になっている。ソフトバンク表参道などでセレモニーを行う際もこのやり方を採用しているが、ソフトバンク表参道の店舗前より道幅が狭い。

 しかも今回、オープン時間は正午だった。セレモニーが始まるころには通行人の数がより一層増えて、ほとんど人の隙間ができないような状況になった。報道関係者らからは撮影にならないという声が漏れ聞こえるようになり、歩行者からも通行を妨げられることへの不満の声が聞かれた。

 今回のイベントは警察署からのお達しで、通行人を止めて撮影時間を設けることは許可されなかったという。このため、通りすがりの人らが自分のカメラやケータイで白戸家の面々を撮影する後ろで、報道関係者らがカメラを構える不思議な状態の中、セレモニーは終了することとなった。なお、オープニングには150人以上の来場者が列をなしたという。


孫氏白戸家
人混みへの恐怖か、終始怖がっていたお父さん。それをフォローするお兄ちゃんお父さんはなかなか前を向いてくれなかった
人混みが途絶えない中央通り笑顔で手を振る孫氏と白戸家

 

(津田 啓夢)

2012/3/6 15:09