ソフトバンクの2011年度接続料、区域内22%減
ソフトバンクモバイルは、2011年度に適用される事業者間接続料を発表した。
接続料は、A社(他社)のケータイから、B社(ソフトバンク)のユーザーに電話をかけた際に、AからB社に支払われるもの。アクセスチャージなどとも呼ばれる。ソフトバンクモバイルでは、2011年度の携帯電話接続料を同一区域内で0.099円/秒、区域外で0.116円/秒とした。接続料は2011年4月1日にさかのぼって適用される。
2010年度は区域内で0.127円/秒、区域外で0.147円/秒であり、それぞれ21.1~22%程度の値下げとなる。
なお、事業者間接続料を巡っては、ソフトバンクとNTTドコモの間で協議が難航し、2010年度については、総務省の電気通信事業紛争処理委員会で協議された。複数回の協議の結果、紛争処理員会では、2案件ともに「当事者間に合意が成立する見込みがない」と判断し、2012年1月23日に協議が打ち切られている。
2012/2/23 17:09