11月の国内携帯・PHS出荷数、累計契約数が総人口を上回る


 JEITA(電子情報技術産業協会)は、2011年11月の国内携帯電話・PHSの出荷数を発表した。11月は累計契約数は初めて総人口超え、人口普及率が100.4%となった。

 11月の携帯電話・携帯の出荷数は、前年同月比64.5%の204万9000台。携帯電話は、前年同月比63.3%の193万5000台で、このうちワンセグ対応モデルについては、前年同月比64.9%の160万4000台となった。

 携帯電話の出荷は3カ月連続で前年同月を下回り、2カ月連続で200万台を割る結果になった。JEITAでは、新製品のラインナップが出揃っていないことが影響していると見ている。

 また、PHSの出荷数は、前年同月比98.5%の11万4000台だった。PHSが前年同月の出荷数を下回ったのは16カ月ぶりとなる。ただし、13カ月連続で10万台以上を出荷しており、契約数も10カ月連続の純増を記録している。




(津田 啓夢)

2012/1/17 14:43