富士通、「ARROWS Tab」のWi-Fi版を発売へ


 富士通は、10.1インチのディスプレイを搭載したAndroidタブレット「ARROWS Tab Wi-Fi」を1月19日に発売する。3G通信機能を搭載しないメーカーブランドのタブレット端末で、同社の直販サイトおよび家電量販店などで販売される。価格はオープン価格で、店頭予想価格は32GBモデルが6万8000円前後、16GBモデルが6万円前後になる見込み。


「ARROWS Tab Wi-Fi」

 

 今回発売される「ARROWS Tab Wi-Fi」は、NTTドコモから発売されている「ARROWS Tab LTE」をベースに、3G/LTE通信機能を搭載せずWi-Fiのみとした製品。また、背面には指紋センサーが追加されており、画面ロックの解除やパスワードマネージャーでの認証に利用できる。

 10.1インチ、1280×800ドットのディスプレイを搭載し、IPX5/7対応の防水性能を備えるほか、デュアルコアCPU(OMAP4430)やDTCP-IP対応のDLNA連携機能、「ドルビー モバイル v3」対応のフロントステレオスピーカー、ワンセグ、「富士通モバイル統合辞書+」、パソコン連携機能の「F-LINK」アプリ、期間限定版の「i-フィルター for Android」などを搭載。画面に手を触れずに操作できるハンドジェスチャーコントロール機能を利用でき、ユーザーインターフェイスは「スタイル切替」として切り替えが可能になっている。

 RAMは1GB。ソフトウェアプラットフォームはAndroid 3.2。日本語入力はATOK。Bluetoothは2.1+EDR。Wi-FiはIEEE802.11b/g/nをサポートする。外部メモリ用としてmicroSDカードスロットを備えている。

 メインカメラは510万画素、インカメラは130万画素のCMOS。指紋、加速度、地磁気、照度の各センサーを備え、GPSに対応している。連続待受時間は約2900時間で、動画再生は約10時間、音楽再生は約83時間の利用が可能。

 大きさは約262×181×11.3mmで、重さは約599g。ボディカラーはETERNAL WHITEのみ。

 




(太田 亮三)

2012/1/12 12:31