ドコモ、「Xperia NX」「Xperia acro HD」説明会を開催

　NTTドコモは、1月10日に発表したソニー・エリクソン製のAndroidスマートフォン「Xperia NX SO-02D」「Xperia acro HD SO-03D」の2機種について、国内の報道陣向けに説明会を開催した。なお、端末の詳細は「2012 International CES」の記事を参照していただきたい。

Xperia NX SO-02D Black
Xperia NX SO-02D White
Xperia acro HD SO-03D Aqua

　ソニー・エリクソンが「2012 International CES」にて両機種を発表したことを受け、ドコモは両機種を国内市場に投入することを発表した。「Xperia NX SO-02D」はNEXTシリーズにラインナップされ、2月に発売される。「Xperia acro HD SO-03D」はwithシリーズにラインナップされ、3月に発売される。価格はどちらも、月々サポートなどを適用した実質負担額で3万円台前半になる見込み。

　両機種ともディスプレイやカメラなど基本スペックを同じくしながら、「Xperia NX」はグローバルモデルのデザインのまま投入する形になるのに対し、「Xperia acro HD」は防水、赤外線通信、ワンセグ、おサイフケータイに対応する、日本仕様になっているのが特徴。

　両機種ともバッテリーを取り外せない仕様で、交換の際は預かり修理などの対応になる見込み。「Xperia NX」はドコモminiUIMカードを背面カバーを取り外した内部に装着する。「Xperia acro HD」は一般的なドコモUIMカードを側面のスロットから装着する形で、背面カバーは取り外せない。

　パッケージに同梱される機器として、「Xperia NX」にはUSBホストケーブル、USBメモリのように使えるmicorSDHC対応のUSBリーダーライターが同梱される。一方、「Xperia acro HD」には縦置き型の充電台が同梱される。

　NTTドコモによれば、両機種のAndroid 4.0へのアップデートは「できるように努力している。検討中で、確定次第案内する」（NTTドコモ プロダクト部 プロダクト企画担当部長の石川貴浩氏）と前向きな姿勢を示している。

■Xperia NX SO-02D

■Xperia acro HD SO-03D

■プレゼンテーション