ネット番組イベント「タブレット・プレゼン・バトル」開催


総合司会のユースケ・サンタマリアとアシスタントの柳沼純子

 サムスン電子は9月19日、タブレット端末の魅力を伝えるイベント「タブレット・プレゼン・バトル」を開催し、同日20時よりGALAXY Tab特設サイトやGyaO!、ニコニコ生放送、Ustreamで生中継配信した。

 イベントでは、タレントのデーブ・スペクター、武田修宏、坂下千里子、ダイヤモンド☆ユカイと精神科医の名越康文という5人がそれぞれの視点・立場でタブレットの魅力をプレゼン。審査員の磯野貴理子、土田晃之、大島麻衣、テレンス・リーがプレゼンを審査して優勝者を決定した。ユースケ・サンタマリアが総合司会、柳沼純子がアシスタントを務めた。

 5人のプレゼンターは、サムスン電子製の「GALAXY Tab SC-01C」と2011年10月発売予定の「GALAXY Tab 10.1 LTE SC-01D」を用いて、デモンストレーションを交えながらプレゼン。審査方法は、プレゼンを聞いて「タブレットが欲しい」と思ったら「ホシイネ!」ボタンを押すというもので、4人の審査員のほか、会場の観覧者とGALAXY Tab特設サイトの視聴者が審査。「ホシイネ!」の合計ポイントで優勝を決めた。

 デーブ・スペクターは「タブレットを使って“できるビジネスマン”になる!」というタイトルでプレゼン。「すぐに調べ物ができ、バッテリーの持ちが良い」、「会議中に調べ物をして、皆で見るのに良いサイズ」というタブレットユーザーから寄せられた声を紹介したうえで、「すぐにGoogle検索ができる」と述べて、Google検索と音声検索を実演。また、「(アプリを使うと)産経新聞が毎日読める」と述べて、専用ビューワーアプリを紹介した。さらに、「スケジュール管理もタブレットでできる」としてカレンダーアプリを紹介し、月間・週間・1日で切り替えて表示できることを解説した。プレゼンを聞いた審査員の大島麻衣は「私はビジネスマンの要素はないけど、スケジュール管理にはとても興味がある」とコメント。

審査員のテレンス・リー、大島麻衣、土田晃之、磯野貴理子デーブ・スペクター
武田修宏坂下千里子
名越康文ダイヤモンド☆ユカイ

 武田修宏は「タブレットを使ってモテモテになる!!」と題したプレゼンを行い、出会いからプロポーズに至るまでのタブレットの利用シーンを紹介。まず、合コンでのタブレットの使い方として「合コンで盛り上げれるアプリがある」というタブレットユーザーの声を紹介し、相性占いアプリの「LOVETOUCH for GREE」を取り上げて大島麻衣との相性占いを実演した。次に、タブレットでデートも演出できるとして、洋服のコーディネートができるアプリとグルメ情報の検索アプリなどを紹介。最後に、タブレットでプロポーズを成功させると述べて、音楽を再生しながら思い出の写真をスライドショーする実演を行った。プレゼン終了後には、土田晃之が「(独身の)武田さんもタブレットでいよいよ結婚ですか?」とすかさず聞き、会場の笑いを誘った。

 坂下千里子は、2児の母であるという立場から「主婦のお悩みをタブレットで解決!!」というタイトルでプレゼン。外食するときに便利なアプリとして「イマナラ!時限クーポン」を紹介し、「割引のお店を調べられてお得。地図や道案内も見れる」とアピールした。さらに、主婦は毎日の料理が大変だが、料理にもタブレットを活用できるとして、VTRでレシピアプリの「クックパッド」の使い方を紹介。スーパーにタブレットを持って行き、その場で調べて食材を買っているというユーザーの声も紹介した。これには、土田晃之が「(余分な物を買って)冷蔵庫がパンパンになってしまうことがない」とコメント。坂下千里子はさらに、タブレットでダイエットも成功できると述べて、エクセサイズアプリを紹介。実際にアプリに合わせてエクセサイズを実践してみた磯野貴理子は「シチューを煮込んでいる時とかにエクセサイズするといいかも」とコメントした。

 名越康文は「知性を鍛えるタブレット活用法!」と題してプレゼンし、最初に雑誌や小説をタブレットで読めると述べて電子書籍のビューワーアプリを紹介。タブレットで本を読むメリットとして、いろんな電子書籍をダウンロードしておけば、気分に合わせて本を読み分けることができ、実際の本と違って重くなったり、かさばることがない点を挙げた。また、簡単な操作で文字を拡大・縮小できることも説明。これには、テレンス・リーが「(自分などは)老眼だから、文字を大きくできるのが良い」とコメントした。名越康文は次に、インテリジェンス力を高めるものとして美術品を閲覧できるアプリを紹介し、「美術品を拡大して見れば質感までもがわかる」と述べた。最後に、音声入力した言語を日本語や英語に翻訳して発声もできる翻訳アプリを紹介して実演。英語の音声入力で実演に協力したデーブ・スペクターは「このアプリがあれば、(翻訳家の)戸田奈津子がいらないね」と独特のコメントを披露し、会場を沸かせた。

 ダイヤモンド☆ユカイは「俺流!タブレットの3つの遊び方」というタイトルでプレゼンし、まずはタッチ操作でギターを演奏する気分が味わえるギターアプリを紹介した。「昔はギターを車に積んでおいて、女性を口説くときに使っていたけれど、タブレットがあれば必要ない」と述べ、ギターアプリを使った弾き語りを披露。ギターを弾けない人やコードを知らない人でも使えるとアピールした。次に、タブレットの画面サイズは動画を楽しむのにちょうど良いと述べて、VTRでタブレットを使った動画の視聴方法を紹介。ベッドの上で寝っ転がりながら、運動中に片手でタブレットを持って、トイレにタブレットを持ち込んで、という3つの方法を取り上げた。さらに、タブレットの画面サイズはゲームを楽しむのにも最適として、レースゲームのアプリを紹介してユースケ・サンタマリアと一緒にプレイ。「タブレットはエンタメもゲームも余すとこなく楽しめる」と述べてプレゼンを締めくくった。

プレゼン・バトルを制したのは武田修宏

 5人のプレゼン終了後、プレゼン・バトルの審査結果が発表され、審査員と会場観覧者、ネット配信視聴者の合計得点で108万7040ホシイネ!を獲得した武田修宏が優勝し、トロフィーを授与された。武田修宏は「自分はサッカー監督を目指しているので、タブレットを活用できる監督になりたい」と笑顔でコメント。イベントの総括として4人の審査員からは、「タブレットでいろいろ自分で調べたい」(磯野)、「今日はタブレットに触る機会がなかったので、ぜひ触ってみたい」(土田)、「とくに大画面の『GALAXY Tab 10.1』が欲しくなった。電子書籍とかを読みたい」(大島)、「本当にタブレットが欲しくなった」(テレンス・リー)という声が寄せられた。




(鈴木友博)

2011/9/20 11:38