ドコモ、エリアメール対応「キッズケータイ HW-02C」を28日発売
NTTドコモは、小学校低学年までの子供を対象とし、エリアメールや防犯ブザーを搭載した端末「キッズケータイ HW-02C」を9月28日に発売する。
今回発売される「キッズケータイ HW-02C」は、通話と防犯ブザー、GPS、あんしん機能に絞ったHuawei製のFOMA端末。iモードに非対応で、ブラウザも搭載されない。緊急速報の「エリアメール」には、2011年12月にソフトウェア更新で対応する。
ワンタッチキーにはあらかじめ4件を登録でき、電話やSMSを送信できる。SMSには簡単な連絡に使える定型文が登録されており、登録文章のみを送信できる。ワンタッチキーの4件以外へは、あらかじめ登録した電話帳(最大10件)から選んで発信できる。電話帳登録やGPSの設定は暗証番号で管理を行い、子どもが変更できないようになっている。
「イマドコサーチ」(月額210円、検索1回につき5.25円)を契約すれば、携帯電話やスマートフォン、パソコンから端末の場所を地図上で確認できる。
端末の防犯ブザーを引くと居場所を通知するほか、クリア(CLR)キーの長押しでブザーを鳴らすことなく居場所を通知することも可能。電源をオフにする際に居場所を通知する「電源OFF通知」機能も用意されている。
防犯ブザーは約100dBの大音量で、予め登録した緊急連絡先(1件)に自動で音声通話発信も可能。前述のイマドコサーチ契約者に居場所の通知も行う。電池のフタは専用ネジでロックされ、第三者に外されにくくなっている。また、パッケージにはピンクとブルーの2色の保護カバーが同梱される。イエローの保護カバーは別売り。
なお同端末は、全国子ども会連合会推奨商品として認定されている。
ディスプレイは約1.4インチ、128×128ドットの26万2144色表示のTFTカラー液晶。連続待受時間は約400時間、連続通話時間は約220分。大きさは約92×47×16.3mmで、重さは約75g。ボディカラーはホワイトのみ。
2011/9/16 15:52