シャープ、「GALAPAGOS」タブレット端末2機種の販売を終了
シャープは、5.5インチおよび10.8インチディスプレイを搭載した「GALAPAGOS」ブランドのタブレット型端末2機種の生産を終了し、9月30日に販売を終了すると発表した。電子ブックストアサービスの「TSUTAYA GALAPAGOS」は引き続き提供されるほか、イー・モバイルから販売されている「GALAPAGOS(A01SH)」もこれまで通り販売される。
シャープでは、2010年12月に5.5インチディスプレイ(EB-W51GJ)、10.8インチディスプレイ(EB-WX1GJ)のモデルをそれぞれ発売し、同時に電子ブックストアサービス「TSUTAYA GALAPAGOS」をスタートさせた。同社では、当初に発売した2機種の販売終了について、「サービスはますます多様化し、ハードウェアも最新のものが求められている。タブレット型の新製品としてはGALAPAGOS(A01SH)があり、サービスを使うという意味では他社を含め、Android端末でも利用できる。サービス開始当初と比べて、サービスを利用できる環境は格段に高まっている」とコメント。サービス開始当初、唯一の対応端末だったシャープ製の2機種は、当初の目的を果たしたとの見方を示している。
電子ブックストアの「TSUTAYA GALAPAGOS」に対応するタブレット型端末はこのほかに、NTTドコモの「ブックリーダー SH-07C」、イー・モバイルの「GALAPAGOS(A01SH)」がある。
また、タブレット型を含むAndroid端末向けに、「TSUTAYA GALAPAGOS」を利用できるアプリ「GALAPAGOS App for Smartphone」がAndroidマーケットで提供されている。9月9日時点での対応機種は、シャープ製スマートフォンが14機種、他社製端末が12機種となっている。
シャープが発売した「GALAPAGOS」5.5インチ、10.8インチモデル |
2011/9/15 14:36