ドコモ、「P-07C」「L-02C」でソフト更新


 NTTドコモは、パナソニック製スマートフォン「P-07C」、LG製のUSB接続型LTE端末「L-02C」に不具合があるとして、ソフトウェア更新サービスの提供を開始した。

 「P-07C」で確認されている事象は、GPS機能の終了後、GPSアイコンがまれに点灯したままになることがあるというもの。また、ソフトバンクモバイルの「003P」で確認されていた「通話中に受話器から耳を離しても画面が点灯せず、通話を終了できないことがある」という事象についても、「P-07C」で発生することが確認されていたが、今回のソフト更新で修正される。これについてドコモでは「液晶保護シールを貼った場合に発生しやすくなり、機能改善として今回のソフト更新に含まれる」としている。更新所要時間は約9分。更新中、他の機能は利用できない。Wi-Fi経由で更新することもできない。自動更新機能が用意されており、初期設定では午前2時~4時に更新が行われる。

 「L-02C」では、東名阪の特定のエリアで、パソコンの画面上に「L-02Cが取り外されました」とまれに表示されることがある。ドコモ社内の調査で判明したとのこと。更新所要時間は約10分。パソコンを使って更新することになり、ソフトウェアバージョンがV10a、V10bであればドコモのWebサイトから更新ツールをダウンロードして実行する。V10bではポップアップが表示され、案内に従って更新することもできる。

 




(関口 聖)

2011/9/14 11:59