KDDI、山口県でタブレットやスマートフォン活用の実証実験


 KDDIは、10月1日~10日にかけて、山口県の「おいでませ! 湯田温泉ぶちええ横丁」において、スマートデバイスやauのスマートフォンなどを活用した実証実験を行う。

 山口県山口市の中原中也記念館前の特設会場「おいでませ! 湯田温泉ぶちええ横丁」において、スマートデバイスを活用した山口国体競技記録の電子閲覧と、auスマートフォンのメールとGPSを活用したエリア限定ワンセグチャンネル選局機能の実証実験が行われる。

 競技記録の電子閲覧は、モトローラ製のタブレット端末「XOOM Wi-Fi TBi11M」を利用して、WiMAX/Wi-Fiネットワークで、山口県の国体ホームページに掲載された競技結果や競技の予定などを閲覧するというもの。

 エリア限定ワンセグの実験は、特設会場のライブ映像や山口市観光案内のワンセグコンテンツなどが配信される。限られた地域だけで視聴できるエリア限定ワンセグは、地域活性化や防災用途などで期待されるが、チャンネルが選局しにくい面があるという。KDDIでは継続的に実験を行い、チャンネル選局機能の改善を図っていくとしている。

 

(津田 啓夢)

2011/9/13 17:51