7月の携帯出荷数、8カ月ぶりに携帯単独で300万台越え


 電子情報技術産業協会(JEITA)と情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)は、2011年7月の携帯電話・PHSの出荷台数を発表した。

 7月の国内携帯電話・PHSの出荷台数は342万9000台となった。前年同月比126.6%と、4カ月ぶりに前年同月を上回る結果を記録したことになる。携帯電話の出荷台数は326万6000台で、前年同月比125.4%とこちらも7カ月ぶりにプラスとなったほか、携帯電話単独では実に8カ月ぶりに月次出荷台数が300万台を越えた。

 JEITAとCIAJでは、夏モデルの販売が好調であることが、出荷台数の増加に繋がったとの見方を示している。なお、ワンセグ対応携帯電話の出荷は、前年同月比135.2%の266万9000台で、ワンセグ搭載率は81.7%となった。

 PHSは前年同月比158.3の16万3000台を記録し、12月連続で前年同月を上回ったほか、契約数も6カ月連続で純増を記録している。

 




(津田 啓夢)

2011/9/13 17:35