ソフトバンクの「003P」でソフト更新、通話関連の不具合


 ソフトバンクモバイルは、パナソニック製スマートフォン「Sweety SoftBank 003P」に不具合があるとして、ソフトウェア更新サービスの提供を開始した。

 今回明らかにされた不具合は、通話中に受話器を耳から離しても、画面が点灯せず、通話を終了できないことがあるというもの。液晶ディスプレイの右上にあるセンサーで、検知するようになっているが、うまく動作しないことがある。対象ユーザーには、SMSで通知され、SMSに記載された予定時刻になると、更新用ファイルが自動的にダウンロードされる。ダウンロード時間の変更や取り消しはできない。自動ダウンロードが完了すると、画面上に下向きの矢印(↓)が表示され、そこから手動で更新を行う。

 3G、Wi-Fi経由で更新用ファイルはダウンロードされるが、通信料はかからない。所要時間は最大20分。更新中、緊急通報を含め、他の機能は利用できない。

【追記 2011/9/12 12:30】
 このほか、ほぼ同等のスペックとなるNTTドコモのパナソニック製スマートフォン「P-07C」についても同様の事象が確認されているとのこと。ドコモでは、準備が整い次第、「P-07C」向けのソフトウェア更新サービスを提供する。

 

(関口 聖)

2011/9/9 19:04