じぶん銀行、外貨預金で中国元の取り扱いを開始


 じぶん銀行は、外貨預金サービスで取り扱う外国通貨の1つに、10月中旬より中華人民共和国の「元」を追加する。同社では、「個人向けサービスでは邦銀初のサービス」としている。

 これまでじぶん銀行の外貨預金では、米ドル、欧州ユーロ、豪ドルの外貨預金が提供されている。今回、同社では初めて取り扱う外貨を拡充することになり、中国元で預金できるようになる。ただし、送金や中国で引き出すことはできない。

 サービスの詳細は別途あらためて案内されるとのことだが、普通預金のほか、定期預金(1カ月、3カ月、6カ月、1年)が利用できる。また手数料は1中国元あたり片道40銭。取扱時間は、平日10時30分~16時30分(日本や香港の祝休日除く)

 同社では、今後も外貨預金で取り扱う通貨を拡大する方針。また、いったん元にして、円に戻す際の為替差益以外で、用途の拡充を検討する。

 

(関口 聖)

2011/9/8 16:31