ソフトバンク、GREEやmixiに年齢情報提供へ


 ソフトバンクモバイルは、コンテンツ提供会社に対して、年齢情報の提供を2011年秋以降に開始する。SNSの事業者は、携帯電話の契約情報を基にした年齢確認が可能になる。

 SNSやコミュニティサイトなどでは、利用者認証の取り組みが実施されている。ソフトバンクでは、より正確な年齢認証を実現するため、コンテンツ提供者に対して契約情報に基づいた年齢情報を提供する。

 なお、コンテンツ会社への年齢情報の提供は、利用者に情報提供の同意確認を求めた上で行われる。対応予定のSNSは「GREE」と「mixi」となる。GREEやmixiにアクセスすると、新規・既存会員を問わず、年齢情報を提供してよいか案内がある。情報提供を拒否した場合には、一部のページが閲覧できなくなるといった措置がとられるという。

 年齢確認は、iPhoneを含めたスマートフォンやフィーチャーフォンなど、全てのソフトバンク端末で実施されるほか、ディズニー・モバイルも対象となる。ソフトバンクでは現在、ディー・エヌ・エーが提供するSNS「Mobage」と調整を進めているという。




(津田 啓夢)

2011/9/2 16:35