日本無線、WiMAX対応の通信モジュールを開発
日本無線は、ドライバ開発が不要で屋外使用も想定したWiMAXの通信モジュール「CMN-9000」を開発した。8月にサンプル出荷が開始され、10月より量産が開始される予定。
今回提供が開始される「CMN-9000」は、WiMAX(IEEE802.16e-2005)に対応した組込機器向けの通信モジュール。使用温度範囲は-30度~+85度と拡張されており、屋外使用を想定した機器でも利用できる。WiMAXの契約と使用を開始するためのアクティベーションは無線経由で行える。
WiMAXのドライバは通信モジュールに内蔵されているため、ホストとなる組込機器側はOS標準のドライバを使用でき、別途ドライバの開発は不要。これにより、UQコミュニケーションズの接続認証試験の工数削減のほか、開発期間の短縮と開発費用の低減が可能になるとしている。ホスト側としてサポートするOSは、Windows XP/Vista/7、Linux。年内にはWindows CEおよびAndroidもサポートされる予定。
大きさは30×27×4.75mmで、PCI Express Half MiniCardサイズ。
「CMN-9000」 |
2011/8/8 17:52