「eneloop mobile booster」に高容量・高出力化の新型


 三洋電機は、スマートフォンなどモバイル機器向けの外部バッテリー「eneloop mobile booster」の新製品2機種を9月8日に発売する。価格はオープン価格で、容量5400mAhの「KBC-L54D」が5000円前後、容量2700mAhの「KBC-L27D」が3500円前後になる見込み。

「KBC-L54D」「KBC-L27D」

 

 今回発売される「KBC-L54D」「KBC-L27D」は、「eneloop mobile booster」の新モデル。従来製品「KBC-L2BS」「KBC-L3AS」と入れ替わる形で販売される。どちらも内蔵リチウムイオン充電池の高容量化(8%)が図られた。また、バッテリー残量はグリーン、オレンジ、レッドと色が変化するLEDで確認できる。

 出力も従来より向上し、「KBC-L54D」は5V/1.5A、「KBC-L27D」は5V/1Aの出力を実現。スマートフォンなどを効率良く、短時間で充電できるとしている。「KBC-L54D」はUSB出力を2口備えており、1口のみ使った場合は1.5Aで出力が可能。

 「KBC-L54D」「KBC-L27D」本体に内蔵しているリチウムイオン充電池の充電は、ACアダプターのほか、USB端子でも行える。付属のUSBケーブルは、本体の充電、スマートフォンなどモバイル機器への出力(モバイル機器の充電)のどちらにも利用できる。

 容量5400mAhの「KBC-L54D」の大きさは70×22×62mmで、重さは約142g。内蔵リチウムイオン充電池の充電時間はACアダプターで約7時間、USBで約14時間。

 容量2700mAhの「KBC-L27D」大きさは70×22×39mmで、重さは約78g。内蔵リチウムイオン充電池の充電時間はACアダプターで約3.5時間、USBで約7時間。

「KBC-L54D」利用イメージ「KBC-L27D」利用イメージ

 

(太田 亮三)

2011/7/21 18:01