CAR NAVITIMEのマウントなど同梱品に不具合、回収・交換に

　ナビタイムジャパンは、通信機能付きのカーナビゲーション端末「CAR NAVITIME WND-01K」のマウントキットおよびカーアダプターの一部に不具合があるとして、商品の無料交換を開始した。

　「CAR NAVITIME WND-01K」は、通信機能を搭載した自動車用ナビゲーション端末。この製品に同梱されているマウントキットおよびカーアダプターの一部に、耐久性の低い製品が混入している可能性があるという。

　交換対象となる同梱品は、2010年9月までに製造したもので、マウントキット「WND-MBE01」、カーアダプター「WND-PCR01」の一部製品。マウントキット「WND-MBE01」の場合、生産国の刻印が「MADE IN CHINA」が交換対象となり、「MADE IN KOREA」は事象には該当しない。カーアダプター「WND-PCR01」の場合、先端キャップ部分が樹脂製の製品が交換対象となり、金属の場合は交換対象外。

　ナビタイムジャパンでは、交換対象数を約1000台としている。7月14日時点で、マウントキットで15件、カーアダプターで53件の端末落下事故などが発生しているという。通信ナビとなるため、製品交換対象者が把握されており、該当者には7月15日より順次マウントキットとカーアダプターが郵送される。不具合の可能性ある製品は案内に従い料金着払いで郵送する。

　ナビタイムジャパンでは、回収についてWebサイトなどで周知を図るほか、通信ナビの利点を活かし、CAR NAVITIMEの画面上で交換を通知する。交換対象者のCAR NAVITIMEのTOPICSにその旨が案内される。