「Ameba」のAndroid向けアプリマーケットがオープン


 サイバーエージェントは、同社運営の「Ameba」によるAndroid向けアプリ配信マーケット「Ameba AppMarket」の提供を開始した。有料アプリは、Amebaの仮想通貨「アメゴールド」で決済できる。

 「Ameba AppMarket」は、Android向けアプリを提供するマーケット。パソコン、Android端末から利用できる。Ameba会員(登録無料)が利用でき、Amebaの女性向け写真共有アプリ「girls Pic」のほか、ネイルアートに関するアプリや、ヘアスタイルのアプリなどがラインナップされる。「ゲーム」「ツール」「ブック」「趣味・教養・情報」の4つのカテゴリーでアプリを紹介するほか、有料・無料別の人気ランキングなども利用できる。

 Ameba会員1500万人(3月末時点)のうち6割が女性とのことで、女性ユーザーに向けたアプリが多くラインナップされるものの、「Ameba AppMarket」自体は女性向け、あるいはゲームなど特定ジャンルに特化はせず、幅広いアプリ配信を行う。

 当初は、開発事業者34社によるアプリが約200種類用意され、準備が整い次第、順次追加され、年内には1000アプリが提供される予定。なお、Androidマーケットではなく、「Ameba AppMarket」での配信となり、インストールするには、設定メニューの「アプリケーション」→「提供元不明のアプリ」を受け入れるよう設定する必要がある。

 有料アプリやアプリ内課金では、Amebaの仮想通貨「アメゴールド」が採用されている。限定セールや、有料アプリ購入時のアメゴールド還元なども行われる。なお、アメゴールドは1回315円で300アメゴールドから購入できる。購入したアメゴールドは、「アメーバピグ」など他のサービスでも利用できる。定期購読するアプリなど、月額課金のアプリではクレジットカード決済も利用できる。

 

(関口 聖)

2011/7/12 16:00