Acer、10.1型画面のAndroidタブレット「ICONIA TAB A500」

ICONIA TAB A500

背面

　Acer（エイサー）は、10.1インチディスプレイを搭載するAndroid 3.0タブレット端末「ICONIA TAB A500」を発表した。7月上旬～中旬に発売される予定で、15日から予約受付が開始されている。店頭価格は3万9800円となる。

　「ICONIA TAB A500」は、ソフトウェアプラットフォームにAndroid 3.0を採用したタブレット端末。側面にボリュームキーや電源ボタン、各種ポートを備えるが、Android 3.0ではホームキーなどが画面上に表示されることから、ディスプレイ周辺にボタンはない。

　10.1インチ、1280×800ドットでマルチタッチ対応ディスプレイを装備し、NVIDIA製チップセット「Tegra 2」（ARM Cortex A9デュアルコアプロセッサ、1GHz駆動）を搭載する。システムメモリは1GB（DDR2）、内蔵ストレージは16GBのSSDで、microSDHCカード（最大32GB）も利用できる。フロントに200万画素、背面にオートフォーカス対応でLEDフラッシュも利用できる500万画素カメラを備える。

　Wi-Fi（IEEE 802.11 b/g/n）やBluetooth 2.1+EDRに対応し、USBポート、micro USBポート、HDMIポート、イヤホンジャックを備え、DLNAが利用できる。USBポートにキーボードを装着して利用できるほか、USBメモリなども利用できる。待受時間は約400時間で、HD動画（720p対応）再生であれば約8時間駆動する。照度センサーや加速度センサー、電子コンパス、GPSも備える。大きさは13.3×260×177mm、約765g。

　Android標準のブラウザ、メール、連絡先といったアプリに加えて、日本語入力として「Simeji」、英語入力としてXT9がプリセットされる。Androidマーケットも利用できる。ゲームコンテンツでは、「Let's Golf」「NFS Shift」「Hero of Sparta」が用意され、無料でプレイできる。

　このほか、別売オプションとして充電対応のスタンドも用意される。オープンプライスだが、店頭価格は6000円～7000円程度になる見込み。

別売のスタンドとリモコン
装着したところ	スタンドの底面のパネルを動かして角度を変更
付属のリモコンでは、メディアプレーヤーアプリを操作できる	ホーム画面
本誌を見たところ	文字入力でSimejiをプリセット