au、Androidスマートフォン用ホームアプリ「かんたんメニュー」

　KDDIと沖縄セルラーは、auのAndroid搭載スマートフォン向けに、ホームアプリ「かんたんメニュー」を6月1日より提供する。

　「かんたんメニュー」は、auのスマートフォンのメニューをカスタマイズして、より分かりやすく操作できるようにしたホームアプリ。Android端末における「ホームアプリ」は、メインメニューや待受画面などの表示をカスタマイズできる。今回の「かんたんメニュー」は、スマートフォンに初めて触るユーザー、シニア層などに向けたアプリとなる。

　ホーム画面には、「ワンタッチキー」として、「1」「2」「3」キーが用意され、それぞれの番号に電話帳のデータを指定しておくと、よく連絡する相手をすぐ呼び出せる。メインメニューは「電話」「カメラ」「メール」「便利」「インターネット」「設定」と表示項目を減らして、よく利用する機能にすぐアクセスできるようにした。大きめのフォントとアイコンで、コントラストをはっきりさせ、視認性を高めているほか、長押しやフリック操作はあえて排除したとのことで、押すだけで操作する形となっている。ワンタッチキーの採用や、長押し/フリック操作の排除は、タッチパネルに慣れていないユーザーの利用を想定し、開発時にこだわった部分という。

　現時点での対応機種は、IS03、IS05で、利用料は無料。今後、対応機種は順次拡大する予定。au one Market内で配信され、インストール後は、ホームボタンをタップしてから「常にこの操作で使用する」という表示にチェックを入れてから、「かんたんメニュー」を選ぶと、利用できるようになる。メールなど、「かんたんメニュー」からアクセスする、その他のアプリの操作は、従来通りとなる。

　同社では、5月17日に夏モデル発表会を開催する方針を明らかにしているが、その夏モデルで「かんたんメニュー」をプリセットする機種はないとのこと。