メディアタブレット「GALAPAGOS」などのソフト更新開始


 シャープは、コンテンツ配信サービス「TSUTAYA GALAPAGOS」に対応した専用タブレット端末「GALAPAGOS」と、パソコン向けソフト「GALAPAGOS Station」を機能改善する最新版ソフトウェアを公開した。

 5.5型および10.8型の「GALAPAGOS」のバージョンアップでは、複数の機能改善が含まれる。最新バージョンは「1.10a」となる。電子書籍ビューアー機能、ホームアプリなどが変更される。電子書籍ビューアーの更新内容は以下の通り。

・文字列を選択する際、漢字やひらがななどがひとまとまりとして選択される。
・雑誌やコミックを横画面表示する際に画面横幅に合わせて表示される
・書籍内に含まれる動画データ再生時の起動速度向上、再生中の音量調整に対応
・上下スクロールを含むコンテンツでは左右にページめくりされないよう変更

 ホームアプリについては、従来「ツール」メニューの「各種設定」にある「通信」項目に用意されていた「サーバー確認」ボタンがトップ画面にも追加される。これにより、未配信の定期購読書籍が確認しやすくなる。さらに、視認性向上を目的に画面下部のボタンデザインも変更される。このほか、ホーム画面に更新通知が表示されるようになる。

 パソコン向けソフト「GALAPAGOS Station」の最新版では、「XMDF Clipper」を利用してパソコン向けデータを「GALAPAGOS」で閲覧できる形式に変換する際、拡大や回転操作が可能になる。その際に先頭のページをイメージ画像としてアイコン表示できるようになる。動作安定性も向上する。最新バージョンは「Ver.1.0.3」。

 

(津田 啓夢)

2011/4/21 19:13