京セラ、2画面のAndroid端末「Echo」を北米で発売

「Kyocera Echo」

　Kyocera Communicationsは、米Sprint向けの端末として、2画面を搭載したAndroid端末「Echo」（エコー）の販売が開始されたと発表した。

　同端末は、2011年2月に発表されていた2画面搭載のAndroidスマートフォン。今春発売予定とされていたが、北米のキャリア・Sprintから販売が開始された。「ピボットヒンジ」によって3.5インチの画面を2つ搭載しているのが特徴で、2画面それぞれで別の機能を操作したり、2画面を1画面のように操作したりできる。搭載されるOSはAndroid 2.2。

　画面は3.5インチ、WVGAのタッチパネル液晶で、2画面では4.7インチに相当する。500万画素カメラでは720pのHD動画を撮影可能。32GBまでのmicroSDHCカードを利用可能。グーグルの基本的なサービスに加えて、2画面に最適化されたブラウザを搭載する。チップセットは1GHz駆動のSnapdragon（QSD8650）。

　通信方式はCDMA2000 1x EV-DO rev.A（800/1900MHz）で、無線LANはIEEE802.11b/g。テザリングでは5端末まで接続できる。GPSをサポートし、BluetoothはVer.2.1＋EDR。

　バッテリー容量は1370mAh。連続通話時間は420分（7時間）。大きさは約115×56.5×17.2mmで、重さは約193g。