WiMAXとCDMA両対応の法人向け定額データ通信サービス


 ヴェクタントは、WiMAXとCDMAの両方を利用できるMVNOの法人向けデータ通信サービス「VECTANT ブロードバンドアクセスWiMAX Hybrid」の提供を開始した。閉域接続サービスの「VECTANT セキュアモバイルアクセスWiMAX Hybrid」の提供も同時に開始されている。

 今回提供が開始された「VECTANT ブロードバンドアクセスWiMAX Hybrid」は、UQコミュニケーションズのWiMAX、KDDIのCDMAの両方に対応したデータ通信サービス。日立製のUSBや接続型端末「DATA03」が提供され、WiMAXでは下り最大40Mbps、CDMAでは下り最大3.1Mbpsの速度で通信が可能になっている。電波状況に応じて自動的に切り替えが行われる。

 定額制で提供され、24時間365日の障害受付対応、端末保守サービスも標準で提供される。

 料金は「VECTANT ブロードバンドアクセスWiMAX Hybrid」の場合、初期費用が1万2500円、月額費用は1年プランで5200円、2年プランで4200円。閉域網の「VECTANT セキュアモバイルアクセスWiMAX Hybrid」は初期費用が1万2500円、月額費用は1年プランで5900円、2年プランで5000円。このほか、社内ネットワークに接続する専用ゲートウェイの費用が必要。

 

(太田 亮三)

2010/11/8 11:47