コンパクト・防水ながらハイスペックな「F-02C」
「F-02C」 COOL BLACK |
「F-02C」は富士通製のFOMA端末。STYLEシリーズで、11月に発売される見込み。ファッションブランド「ANTEPRIMA(アンテプリマ)」とのコラボレーションモデルも発売される。
最薄部13.2mm、重さ122gのスリムな折りたたみデザインながら防水(IPX5/8)・防塵(IPX5X)仕様で、スペック面でも12メガカメラ、GPS、Bluetoothを搭載するなど高機能寄りになっている。
液晶背面の上端部分のパーツ「フィーリングピース」は取り外しが可能で、付属する2枚のパネルから好きなものに付け替えられる。本体に固定するための突起部には柔軟性のあるエラストマー素材が用いられており、付け外しのしやすさと外れにくさの両立を図っているという。なお、フィーリングピースによってイルミネーションの光り方も変化する。
フィーリングピースは本体カラーによってそれぞれ別デザインのものが同梱されており、万一の紛失時などにはオプション品として店頭で購入できる。また、異なる本体カラー用のフィーリングピースを取り付けることも可能。
4色のカラーバリエーションのひとつ、「ANTEPRIMA GOLD」は、ワイヤーバッグが有名なファッションブランド「ANTEPRIMA」とのコラボレーションモデルとなる。ボタン面全体に同ブランドを象徴する“花”のデザインがプリントされ、本体側面のワンプッシュオープンボタンにも花の刻印を施すなど、細かな変更が加えられている。
コラボレーションモデルには、オリジナルのフィーリングピースやワイヤーバッグ風のオリジナルストラップなどが付属し、パッケージもオリジナルデザインとなる。なお、コラボレーションモデルは限定販売ではなく、販売数は制限されない。
カメラには1220万画素のCMOSセンサー「Exmor for Mobile」を、画像処理エンジンには「Milberut Mobile」を搭載する。フルHD動画の撮影にも対応しており、スローモーション動画の撮影もできる。
静止画はフルサイズでも7連写が可能で、7つの画像からブレや笑顔度、まばたきを自動判別して最適な1枚を選ぶ「ベストショットセレクト」を搭載。このほかにもカメラは0.5秒で起動し、撮影間隔が約1秒になる「クイック撮影モード」や背景のボケを強調する「ぼかし強調モード」などもある。
メインディスプレイ上部(受話口の横)には温度センサーと湿度センサーを内蔵する。パケット通信などを必要としない単独機能として利用可能。周囲の環境によって待受画面やイルミネーションが変化する機能が盛り込まれており、「猫社長」という待受コンテンツでは、温度に応じてキャラクターがうちわで仰ぐといったしぐさを見せるという。各種ステータスをマチキャラがお知らせしてくれる「フレンドリーメッセージ」も、温度・湿度に連動するようになっている。
このほか、ARアプリの「ロケーションレーダー」や運動強度を計測できる「エクササイズカウンター」、メールの自動返信機能や予約送信機能も搭載している。
本体サイズは111×51×13.2(最厚部16.9)mm、重さは約122g。フィーリングピース取付時の重量は約123g。連続待受時間は約580時間、連続通話時間は約210分(いずれも3G利用時)。メインディスプレイは約3.3インチ、フルワイドVGA(480×854ドット)、1677万7216色表示のTFT液晶。サブディスプレイは約0.8インチ、39×96ドット、1色表示の有機EL。最大16GBのmicroSDHCカードをサポートする。
このほか、BluetoothやGPS、3G+GSMの海外ローミング、おサイフケータイに対応。iコンシェル(メモ対応)のスケジューラ連動やiBodymoにも対応する。無線LANには対応しない。カラーバリエーションはCOOL BLACK、ETERNAL WHITE、ELEGANT PINK、ANTEPRIMA GOLDの4色。
ETERNAL WHITE | ELEGANT PINK |
ANTEPRIMA GOLD |
2010/11/8 13:18