KDDIアメリカ、米国向けに「Sanyo Zio」を年内発売


 KDDIアメリカは、米国内で展開するMVNO型携帯電話サービス「KDDI Mobile」で、Android搭載のスマートフォン「Sanyo Zio(サンヨー ザイオ)」を2010年中に発売すると発表した。

 「Sanyo Zio」は、京セラの米国子会社であるKyocera Communicationが開発したAndroid端末のKDDI Mobile向けモデル。Android 2.1搭載で、2.2へのバージョンアップが予定されており、英語だけではなく、日本語、韓国語、スペイン語にも対応する。日本語入力ソフト「Simeji」の最新版が標準で搭載されるほか、Bluetoothキーボードからの入力を実現するアプリ「BTk」も搭載される。ワイヤレスキーボードとの接続を対応したアプリがAndroid端末にプリセットされるのは、これが世界初という。

 大きさは116×58.6×12.2mm、重さは105g。連続待受時間は最大240時間。3.5インチ(480×800ピクセル)のタッチパネルディスプレイや320万画素カメラ、トラックボールを備える。

 発売日や価格などは、順次公開される。

 



(関口 聖)

2010/10/25 12:38