パナソニック、新端末に省エネ機能「エコナビ」搭載


 パナソニック モバイルコミュニケーションズは、2010年度下期に発売される同社製携帯電話の一部から、省エネ機能「エコナビ」を搭載していくと発表した。

 「エコナビ」は、製品自らが状況を判断して電力消費の無駄を抑えるという省エネ機能で、パナソニックの家電製品で広く採用されている。10月1日に開発が発表された「LUMIX Phone」をはじめとして、2010年度下期に発売される一部製品から順次搭載するとしている。

 携帯電話に搭載される「エコナビ」では、自動的に状況を判断する「オートecoモード」が用意されており、あらかじめ設定した電池残量になると自動的に「オートecoモード」へ移行。使用時間を従来より伸ばすことが可能になる。オートecoモードに移行するタイミングは設定で変更でき、ディスプレイやボタンの照明の設定も変更でる。

 また、カメラはワンセグ起動中、無操作時間が続くと機能をOFFにしたり、動画の明るさ・コントラストを自動調節したりする機能を用意。ecoモードへの移行を判別できるアイコンも表示される。

 なお、都内で開催された「エコナビ」の発表会では、同機能を搭載した「LUMIX Phone」がNTTドコモから発売されると案内されていた。

「エコナビ」搭載の「LUMIX Phone」

 



(太田 亮三)

2010/10/4 16:26