フィルタリングサービスの利用数は約700万に


 電気通信事業者協会(TCA)は、2010年6月末時点における携帯電話・PHSにおけるフィルタリングサービス(有害サイトアクセス制限サービス)の利用件数を発表した。前期より約38万件増加し、約700万件となった。

 2010年6月末時点のフィルタリングサービス利用数は、699万7900件。前期(2010年3月末)より約38万件増加した。前年同期(2009年6月末)と比べ、1年間で約106万件増加している。

 2010年3月末の利用状況を発表した前回から、キャリア別の利用実績(100未満は四捨五入)が公開されている。今回の発表を見ると、NTTドコモは296万400件、KDDIが240万9900件、ソフトバンクモバイルが147万件、ウィルコムが42万6800件、イー・モバイルが800件となっている。

 TCAではあわせて「青少年の携帯電話利用について」というWebページを公開し、フィルタリングサービスなど青少年の携帯電話利用に関する情報を整理して案内。家庭での利用を想定した「ケータイ利用についてのチェックシート」などが用意されている。

 

(関口 聖)

2010/7/30 15:46