ソフトバンクの「ホワイトオフィス」、対応回線を拡充


 ソフトバンクモバイルとソフトバンクテレコムは、ソフトバンクの携帯電話を企業の内線電話にできるFMCサービス「ホワイトオフィス」で、IP回線接続に対応し、ODNの回線でも利用できるようにする。

 「ホワイトオフィス」は、携帯電話と携帯電話の間、携帯電話と固定電話との間を内線電話として通話できるようにするFMCサービス。内線としての通話料はかからないといった特徴がある。これまでは、ソフトバンク側のサーバーと、導入企業の事務所を専用線で接続する必要があったが、今回、IP回線接続に対応した。これにより、専用線ではなく、ソフトバンクテレコムのインターネット接続サービス「ODN『Bフレッツ』プラン」や「ULTINA Internet」も利用できるようになった。

 IP回線接続を利用する場合は専用のゲートウェイが必要になる。ゲートウェイ登録料は1台につき1万500円で、月額利用料は1チャンネル(同時通話数)あたり420円。「ホワイトオフィス」の利用料(月額980円)のほか、ホワイトプラン、Wホワイトの契約が必要となるほか、番号登録料などの初期費用、ODNやULTINA Internetの利用料などもかかる。

 



(関口 聖)

2010/7/26 17:03