オフラインでも利用できるiPhone向けカーナビアプリ「navico」

　ワックドットコムは、iPhone向けのカーナビゲーションアプリ「navico（ナビコ）」の配信を開始した。価格は全国詳細地図版が6000円と東名阪詳細地図版が5400円となる。

　「navico」は、オフライン利用が可能なiPhone向けカーナビアプリ。iPhone 4/iPhone 3GS/iPad Wi-Fi+3Gなどに対応し、iPhone 3Gは非対応。端末側に約2GBの空き容量が必要。

　地図と検索データをアプリケーションに内蔵し、地図表示およびルート検索が圏外の場所でも利用できる。地図データは昭文社の「MAPPLE」を採用し、10m～200kmの範囲で14段階の表示が可能。iPhoneのピンチ操作に対応し、進行方向が常に画面上になるヘディングアップ機能や、常に北が上になるノースアップ機能、簡易3D表示機能が用意されている。縦画面と横画面、どちらでも利用できる。

　音声ガイド付きで、交差点付近の拡大表示や高速道路のインターチェンジ、分岐点の3D表示などもサポートしている。サービスエリアなどの施設やレーン表示なども表示されるほか、地図上にはレストランやラーメン店、コンビニ、銀行、ガソリンスタンドなどの情報も表示される。

　また、ナビゲーション中は車速を感知し、運転中のドライバーの複雑な操作を制限する「運転者モード（操作制限あり）」と、同乗者が操作する「同乗者モード（操作制限なし）」の2つのモードが用意されている。さらにTwitter連携機能も用意されており、周辺のつぶやきを表示したり、アプリから現在地をつぶやくことなども行える。

　アプリは、全国地図と全国1450都市の市街詳細図を収録した「navico 全国詳細地図版」（6000円）と、全国地図と東名阪エリアの市街詳細図を収録した「navico 東名阪詳細地図版」の2つがラインナップされる。いずれもApp Storeからダウンロードできる。

　なお、地図データの更新は、2011年1月と2012年春頃の2回予定されている。いずれも無料でアップデート可能で、地図更新終了後もアプリはそのまま利用できる。