ディスプレイをTFTに変更した「HTC Desire X06HTII」


写真は「X06HT」

 ソフトバンクモバイルは、Android 2.1を搭載したスマートフォン「HTC Desire X06HTII」を開発し、9月下旬以降に発売すると発表した。なお、発売に先だって、8月3日より予約受付が開始される。

 「HTC Desire X06HTII」は、現行モデルとなる「HTC Desire X06HT」のディスプレイを有機ELから、TFT液晶(約3.7インチ、800×480ドット)に変更したスマートフォン。このほかハードウェアの仕様は、X06HTと同じ。部材変更した理由をソフトバンクでは「さらなるユーザーエクスペリンス向上のため」と説明している。なお、通話時間や待受時間に変更はないが、ディスプレイが変更されることで消費電力がX06HTよりも改善される。

 OSはAndroid 2.1で、HTCの独自インターフェイスである「HTC Sense」を搭載する。通信は国内ではW-CDMA、海外ではW-CDMA/GSM方式に対応する。カメラはオートフォーカス付き、LEDフラッシュ付きの500万画素CMOSセンサーを装備する。

 大きさは約60×119×11.9mmで、重さは約135g。連続通話時間は約390分、連続待受時間は約360時間。ボディカラーはブラウンの1色。

 なお、現時点で端末価格は未定としている。8月3日の予約開始時に案内される模様だ。

 このほか「X06HT」と「X06HTII」向けには、S!メール(MMS)を利用可能にするためのアプリケーションが無料で公開(9月中旬以降)される予定となっている。

 



(津田 啓夢)

2010/7/22 18:14