5月の携帯・PHS出荷数は約315万台、2カ月連続で前年越え


 電子情報技術産業協会(JEITA)は、2010年5月の携帯電話・PHS出荷数を発表した。

 5月の携帯電話・PHSの出荷数は317万7000台で、前年同月比117.1%、2カ月連続の前年越えとなった。内訳は、携帯電話が304万1000台、前年同月比116.8%で、2カ月連続で前年を上回っている。また、単月で300万台を上回るのは半年ぶり。このうちワンセグ対応端末は237万2000台で、前年同月比107%、搭載率は78%となっている。PHSは10万5000台、前年同月比128.5%で、2カ月連続で前年比プラスとなった。

 JEITAでは、携帯電話市場で若干の回復傾向が見られるものの、足元の景気動向は不安定な状況が続いており、6月以降の市場動向を注視する必要があるとしている。

 



(太田 亮三)

2010/7/13 11:57