ドコモ、STYLEシリーズの「SH-06B」を発表


SH-06B(ブラック)

 NTTドコモは、STYLEシリーズのシャープ製FOMA端末「SH-06B」を開発した。4月以降に発売する。

 「SH-06B」は、薄さ13.9mmの折りたたみ型端末。機能面では、雑誌「Seventeen」とコラボした冬モデル「SH-05B」とほぼ同じとのことだが、デザインは2008年12月に発売された「SH-02A」に近い。端末のコンセプトとしては、より幅広い層での使いやすさを追求したモデルとのことで、2008年夏モデルの706ieシリーズのコンセプトに近いと言える。そのため、初期設定におけるメールやアドレス帳の文字サイズは、従来の40ドットではなく、48ドットという大きめのサイズで見やすくしている。プリセットのデコメなどの素材も、「SH-05B」のような若年層向けとは異なる、幅広い層に向けた素材になっているという。このほか、通話関連では、声を強調して周囲の雑音などをカットした「トリプルくっきりトーク」や、受話音声をゆっくりにする「スロートーク」などが用意されている。

 メインディスプレイは約3インチ、480×854ドット、1677万7216色表示のNewモバイルASV液晶で、サブディスプレイは、約0.9インチ、128×36ドット、1色表示の有機ELとなる。顔検出/オートフォーカス対応の約530万画素CMOSカメラや、microSDHCカードスロット(最大16GB対応)を装備し、ワンセグやおサイフケータイ、iコンシェル、FOMAハイスピード(下り最大7.2Mbps)、電池残量表示の細分化などに対応する。GPS(オートGPS)や無線LAN、タッチパネル、防水は非対応となる。

 大きさは約108×49×13.9mm(最厚部 約16.1mm)、重さ約106g。ボディカラーはブラック、ベージュ、ホワイトの3色展開となる。

ベージュホワイト

 



(関口 聖)

2010/3/29 16:29