2009年の携帯・PHS出荷、2年連続の前年割れに


 電子情報技術産業協会(JEITA)は、2009年12月度の国内における携帯電話・PHSの出荷数を明らかにした。携帯電話・PHSの出荷数は268万台、前年同月比84.3%で2カ月連続の前年割れとなった。

 12月度の携帯電話の出荷数は260万2000台で、前年同月比83.8%で2カ月連続の前年割れ。ワンセグ機能搭載端末は209万台、前年同月比78%で、搭載率は80.3%となった。

 PHSの出荷数は7万8000台、前年同月比106.1%で2カ月ぶりに前年を上回った。

 JEITAでは、2009年の携帯・PHSの出荷数も明らかにしている。出荷数は3130万3000台、前年比74.5%で2年連続の前年割れ。4000万台を割り込むのは10年ぶりで、1998年の水準としている。

 



(太田 亮三)

2010/2/9 12:22