「au one brand Garden」記念イベント、辺見えみりが登場
スペシャルゲストの辺見えみり |
KDDI、沖縄セルラー、スタイライフは24日、都内で「au one Brand Garden」のオープニング記念イベントを開催した。「au one Brand Garden」内に新たに提供された新サービス「au one Brand Garden 気持ちコーデ診断」によるファッションショーや、タレントの辺見えみりや精神科医の名越康文氏、スタイリストの亀恭子氏らをゲストに迎えてのトークショーが開催された。
「au one Brand Garden」は、KDDIとスタイライフが協業して、9月1日より「au one」上にオープンしたau直営のファッション専門ショッピングサイト。氏名、メールアドレス、電話番号、住所、性別、生年月日のほかログイン用のIDとパスワードを登録(無料)すれば誰でも利用できる。au以外の携帯電話やパソコンからも直接アクセス可能で、人気ブランドの洋服や小物、アクセサリーが購入できる。現在までに人気セレクトショップ「UNITED ARROWS」を始めとした、20代~30代に人気の80ブランドから約5000アイテムの提供が決定しているという。
決済方法はクレジットカードや代金引換(手数料315円)が用意されているほか、auユーザーであれば、電話料金とまとめて精算できる「まとめてau支払い」も利用可能。購入した商品は宅配便を利用して注文日から2日程度で配送される。送料は1回の注文につき525円(税込)。オープニングキャンペーンとして、2009年10月31日までは全品配送料無料となっている。また、購入金額の1%がポイントとして貯められ、1ポイント1円として利用できる「au one Brand Garden ポイント」も用意されている。キャンペーン期間中は10%分がポイントとして加算される。キャンペーンは10月31日の注文分まで適用されるという。
また、「au one Brand Garden 気持ちコーデ診断」とは、9月24日から提供されている、心理学とファッションを融合したコーディネート提案サービス。他の通販サイトと差別化する「Brand Garden」オリジナルのコンテンツで、設問に答えると自分に合ったファッションコーディネートが分かる。
「人の第一印象は7秒で決定づけられる」という説から、ファッションと人の気持ちをうまくつかむための心理学を応用し、相手にどのような印象を与えるとどのような気持ちの変化が起きるのか、自分にどんなアイテムをプラスすると気持ちがどのように変化していくのかという“気持ち先行型”のコーディネートが「気持ちコーデ」だという。
「気持ちコーデ」を導き出す設問には精神科医である名越康文氏、コーディネート作成にはスタイリストの亀恭子氏が協力、監修している。また、コーディネートには「ef-de」「LAISSE 'PASSE'」「Smacky Glam」「MISCH MASCH」「JAYRO」「L'EST ROSE」「Apuweiser-riche」「QUEENS COAT」「Joias」「ROPE」という人気10ブランドのアイテムを使用しているのも特徴だ。
■「気持ちコーデ」のファッションショーも開催
今回のイベントでは、ステージに加えて短いランウェイも用意された。心理学をベースにしつつ、最新のアイテムを使った10パターンのコーディネートに身を包んだモデルが登場しランウェイをウォーク。名越氏と亀氏が、その都度選んだ人の性格の特徴やファッションのポイントを解説していった。
今回の企画について二人は「実は5年くらい前からやりたかった。しかし大きなプロジェクトになるため、自分一人の力ではできなかった。ほとんど忘れてたところ、この企画をいただいて嬉しかった。亀さんのコーディネートには冒険心がプラスされていて感心した」(名越氏)、「心理学をベースにしたスタイリングは全く初めての手法。名越先生のご協力のもとすごく楽しんでできた。みなさんにも楽しんでもらえるのでは」(亀氏)とコメント。
またイベントの後半には「彼のファッションから選ぶデートコーデ」と題したファッションに身を包んで、スペシャルゲストとしてタレントの辺見えみりも登場した。
スタイリストの亀恭子氏 | 精神科医の名越康文氏 |
終始笑顔でトークしていた辺見えみり | 3人によるトークセッションでは、辺見の精神分析体験が話題の中心に |
辺見えみりのファッションも「気持ちコーデ」 |
「彼の好きなファッションはシンプルな着こなしのスポーツマンタイプ」という方の気持ちコーデだといい、「今の彼はどんなタイプなんだろう?と想像してしまいますね」という司会者のフリに「ぜひ想像してください!」と答える余裕を見せていた。
名越氏とは数年前に番組で共演しており、その際、心理分析を受けたとのことで「自分のことをずっと監視していたのか、ストーキングしていたのかというくらいバレバレだった。テレビで出していない面まで見抜かれた」と言い、「au one Brand Garden」については「非常に質の良いものがそろっているので、いい買い物ができるのでは。ファッションを楽しみながら、自分のことをちょっと知ることができるので楽しく活用してほしい」とアピールした。
なお「au one Brand Garden」には男性用のアイテムも用意されているが、男性用の「気持ちコーデ診断」の提供まだ未定だという。
モデルによるショーの様子 | 名越氏と亀氏が選んだポイントを解説 |
■「ファッション」で新プラットフォームを狙う
イベント開始時にはKDDIの取締役執行役員常務 コンシューマ商品統括本部長の高橋誠氏とスタイライフ代表取締役の岩本眞二氏が挨拶した。
高橋氏によれば、本来なら9月1日より前に発表会を行うところだが、今回はスタートした後の状況を含めてお知らせしたいと考え、サービス開始後の案内になったという。
同氏は「最初の段階から80ブランド、5000アイテムを調達できた」として好調な滑り出しであることをアピール。さらに「auは通信会社だが、通信もどんどん進化しており、ケータイは肌身離さずもつ存在になってきている。携帯電話としての存在だけではなく、一歩先に進んで、ライフスタイルに対してもアプローチしていこうと考えた。既に音楽とスポーツを通して一つのライフスタイルを提案している。音楽とスポーツに一番近いのはファッション。我々のEコマースの30~40%の売り上げがファッションに基づくもの。今回このような取り組みでファッションをテーマに、新しいプラットフォームを作りたい。最終的には3000万以上のユーザにライフスタイルを提案して、お楽しみいただきたいと思っている」とその意気込みを語った。
KDDIの高橋氏 | スタイライフの岩本氏 |
また、スタイライフの岩本氏は「2000年5月にEコマースサイトをたちあげたが、2~3年くらい前から“ファッションEコマースの老舗のスタイライフ”と言われるようになった。我々がファッションEコマースのパイオニアとして、このカテゴリを切り開いてきたということを認めてもらったのかなと思っている」と述べた上で、「ファッションEコマースサイトの中で、出版機能を持つのは我々だけ。そのおかげで消費者の立場にたった見方で商品の提案ができる」と自社の強みを紹介する。「音楽ならKDDI、auという地位を確立されているが、これからはファッションでもKDDI、auといわれるよう、我々も全力でau one Brand Gardenを運営していきたい。パートナー企業として協力支援したいと思っている」と決意を語った。
固い握手を交わす高橋氏(左)と岩本氏(右) | フォトセッション |
2009/9/24 20:35