コヴィア、コンセント直結型無線ルーターのバッテリー対応モデル


 コヴィア・ネットワークスは、データ通信端末を装着できるサーバー機能搭載の無線LANルーター「CMR-310」を9月上旬より発売する。店頭価格は1万5000円前後になる見込み。

 同社ではこれまで、コンセント直結型でサーバー機能内蔵の無線LANルーター「CMR-350」、バッテリー内蔵の携帯型無線LANルーター「CMR-250」を発表している。今回の「CMR-310」は、「CMR-350」と同等の機能ながら、新たに給電用のminiUSBポートを装備し、eneloop mobile boosterなど外部バッテリーを装着して、外出先でも無線LANルーターとして利用できるようになった。

 WAN側には、固定網のほか、データ通信端末を装着して利用することもできる。対応するデータ端末は、イー・モバイル、ソフトバンクとなる。

 無線LANルーターとしては、IEEE802.11b/gに準拠し、チャンネル自動設定やステルスSSID、WPS(簡単接続設定)、MACアドレスフィルタリング、URLフィルタリング、DMZ、DHCPサーバー機能などが用意されている。セキュリティ面ではWEP(64/128bit)、WPA- PSK、WPA2-PSKをサポートする。また、サーバー機能も用意されており、Webカメラサーバー、プリンターサーバー、FTPサーバー、ファイルサーバーとして利用することもできる。

 大きさは91×78×31、重さは185g。

 



(関口 聖)

2009/8/7 15:40