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タカラトミー、パパやママの声で読み聞かせできるスピーカー「coemo」

 タカラトミーは、家族などの声を再現できる読み聞かせスピーカー「coemo」(コエモ)を9月下旬に発売する。希望小売価格は1万2980円。予約はタカラトミーモールで6月14日から受け付ける。

 coemoは、実在の人物の声を再現した合成音声で物語を読み聞かせられるスピーカー。コエステが提供するiOSアプリ「コエステーション」で音声を録音し、合成音声を作成してcoemoアプリと連動させると母親や父親、祖父母など親戚の声で、coemo内に収録されたストーリーを子供に読み聞かせられる。

 「赤ずきん」や「桃太郎」「3匹の子豚」に加えて、事前に名前を登録しておくと子供の名前を呼んでくれるオリジナルストーリーなど全45作品に加えて英語の歌、オルゴール、BRAIN SLEEPコラボの睡眠導入コンテンツなど合計で60コンテンツを無料で利用可能。このほか、子供の成長に合わせ、有料で幼児教育実践研究所「こぐま会」とのコラボコンテンツやBGMを追加できる。

 coemo本体内に保存可能なストーリーは3つまでで、ほかのストーリーを読み聞かせたい場合は入れ替えが必要になる。

 プロのナレーターの感情表現や抑揚を再現し、実際に両親などが読み聞かせているような自然な体験が可能というほか、ストーリーに合わせた効果音やBGMを流すことで臨場感を高められる。本体のライトは2段階で調節でき、消灯もできる。

 coemoアプリは、Android版とiOS版が提供されるが、コエステーションはiOS版のみで、Android版は後日提供される予定となっている。

 本体の大きさは125×90×120mm。単3乾電池3本が別途必要になる。