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ぬいぐるみロボ「ここくま」でもっと自然な会話を――ドコモのプロジェクトに新たな企業が参加

ぬいぐるみロボ「ここくま」でもっと自然な会話を――ドコモのプロジェクトに新たな企業が参加

 NTTドコモは、家族のコミュニケーションの活性化を目指す「家族ツナグPROJECT」へ、新たにこころみ社、テックファーム、BCC、フュートレック、HOYAの5社が加わると発表した。今後、ぬいぐるみ型ロボット「ここくま」の対話機能の進化を目指す。

 新たにプロジェクトへ加わる5社のうち、こころみ社は、高齢者向け会話サービスのノウハウを持ち、シニア向け会話シナリオの作成を進める。テックファームは「しゃべってコンシェル」での意図解釈サーバーの開発などに携わっており、そうした知見を「ここくま」の対話機能に活用する。このほかフュートレックはシニアの音声に特化した音声認識モデルの開発と精度向上、HOYAは歌声合成で童謡を歌わせる技術を提供する。BCCはレクリエーション介護士の運営で培った介護現場での人脈から、対話機能の検証や介護分野への導入を促進する。