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ドコモが「ここくま」25日発売、離れた家族にメッセージを届ける“ぬいぐるみロボ”

 イワヤ、NTTドコモ、バイテックグローバルエレクトロニクス、MOOREdoll(ムーアドール)の4社は、ぬいぐるみ型コミュニケーションロボット「ここくま」を1月25日に発売する。価格は3万4800円(税抜、以下同)で、サービス利用料は月額1980円。全国の百貨店などで販売する。

 「ここくま」は、機械が苦手な高齢者でも親しみやすい、ぬいぐるみ型のロボット。ドコモの通信モジュールを搭載し、離れて暮らす家族の携帯電話との間で、ボイスメッセージをやりとりできる。

 ボイスメッセージを受信すると、ここくまが話しかけて知らせる。右手の再生ボタンを押すと、届いたメッセージを再生できる。左手のボタンを押すと録音モードとなり、吹き込んだ音声を家族に送れる。

 ここくまが近くにいる人に話しかける「おはなし機能」を搭載。今日の天気や季節の話題などを話しかける。あらかじめ登録しておくと、誕生日にはお祝いしてくれる。

 家族はアプリから、送ったメッセージが再生されているかや、おはなし機能が利用されているかどうかを確認でき、見守り端末として利用できる。

 発売元となるイワヤは、動くぬいぐるみを手がけてきた老舗のオモチャメーカー。「ここくま」にもそのノウハウが取り入れられており、家族からのメッセージを再生するときに、まゆげを動かしたり、まばたきをして感情を表現する。

 大きさは約210×200×280mmで、重さは760g。ACアダプターから充電する。

【「ここくま」紹介動画】