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5000mAhバッテリー搭載のエントリーモデル「ZenFone 4 Max Pro」
2017年8月17日 17:30
ASUSは、5000mAhの大容量バッテリーを搭載した「ZenFone 4 Max Pro」をグローバル向けに発表した。7月にロシアで発表された、ZenFone 4 Maxの上位版という位置づけ。カメラの画素数などが、ZenFone 4 Maxから強化されている。
大容量バッテリーを搭載している点は、日本で発売中の「ZenFone 3 Max」などと同じで、製品名にMaxを冠するのはそのため。「ZenFone 4 Max Pro」は、背面にデュアルカメラを搭載しており、1つは標準画角、もう1つは120度のワイド撮影が可能となる。メインカメラの画素数は1600万画素、ワイドカメラの画素数は500万画素。画素サイズは1.12μmで、F値はそれぞれ2.0、2.2となる。フロントカメラの画素数が1600万と高いのも特徴だ。
チップセットはSnapdragon 425、メモリー(RAM)は最大3GB、ストレージは最大32GB。Maxを冠するモデルは、ZenFoneシリーズのエントリーモデルと位置づけられており、価格も他のモデルより安めに設定されている。スペックを見る限り、「ZenFone 4 Max Pro」もその位置づけは変わっていないことがうかがえる。
大容量バッテリーを生かした機能として、「PowerMaster」アプリを標準で搭載。バッテリーモードを切り替え、より長時間駆動を実現したり、ZenFone 4 Max Proをモバイルバッテリー代わりにして他の機器を充電したりといったことが可能となる。
通信機能は下り最大150MbpsのLTEに対応しており、LTEと3GのDSDS(デュアルSIM、デュアルスタンバイ)も利用できる。SIMカードスロット2つとは別にmicroSDカードスロットを搭載しているため、2つのSIMカードとmicroSDカードを同時に利用できるのも特徴だ。