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クアルコム、オーディオ製品向けSoCで「DTS Virtual:X」をサポート

 米クアルコムは、オーディオ製品向けSoC「MAPX」がDTSのバーチャルサラウンド技術「DTS Virtual:X」をサポートしたと発表した。

 「DTS Virtual:X」は、最大11.1chのサラウンド音源を、2.1chのようなより少ないスピーカーシステムで再生できるように変換する技術。天井に設置するスピーカーが省かれたより安価なオーディオシステムでも、11.1chのような上下に広がりのある音で楽しめる。

 MAPXプラットフォームには互換性を持つ7つのバリエーションがあり、クアルコムからプラットフォームの供給を受けたメーカーやODMベンダーは、機能の異なる最終製品を効率的に開発できるとしている。