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温泉ハッカソン「SPAJAM2017」本選スタート、テーマは「勇気」

 7月8日~10日にかけて神奈川県箱根町において、ハッカソン形式のアプリ開発競技会「スマートフォンアプリジャム 2017(SPAJAM2017)」の本選が開催されている。全12チームが会場となったコロプラの研修施設「COLONY箱根」に集結。オープニングパーティ、アイデアソンを経て、同日16時より24時間の本選が始まる。

SPAJAM2017の会場となった「COLONY箱根」
もちろん温泉付き

 オープニングパーティでは、実行委員長でヤフー 執行役員 CMOの村上臣氏の挨拶に始まり、箱根町町長の山口昇士氏も応援にかけつけ、乾杯の音頭を取った。続いて参加チームが紹介され、村上氏らによるトークセッションに移った。

実行委員長でヤフー 執行役員 CMOの村上臣氏
箱根町町長の山口昇士氏
トークセッションの様子

 トークセッションには、村上氏のほか、フリーランス 技術アドバイザーの及川卓也氏、日本マイクロソフト テクニカルエバンジェリストの千代田まどか(ちょまど)氏、SPAJAM2016本選優勝者でファミリ 代表取締役の秋月徹(テリー)氏が登壇。

 終始笑いが溢れるトークセッションだったが、登壇者からは、当事者意識で共感を引き出しつつ、課題に対していかに意外性がある解決策を提示するか、そして、その解決策に本当に価値があるかを検討するなど、翌日のプレゼンテーションに向けてのアドバイスも提示された。

 また、今年からSPAJAMを象徴するキャラクターとして、5匹のネコが登場。個々のネコの名前やキャラクター設定は決まっていたが、チーム名が未定だったため、これを公募。129件の応募があり、そのチーム名が「温泉隊SPAにゃん」に決まったことが明らかにされた。

 そしていよいよ本選のテーマ発表。今年のテーマは「勇気」となった。

5匹のネコキャラのチーム名は「温泉隊SPAにゃん」に決定
本選のテーマは「勇気」
昨年まではホールに並べられた各チームのテーブルで開発していたが、今年はチームごとに開発部屋が用意された

 本選を前に本選参加者や関係者全員によるアイデアソンが実施され、交流を深めながらアイデアを出し合い、ウォーミングアップ。各チームは24時間かけてアプリを開発していく。各チームは9日16時までにアプリを開発し、最終プレゼンテーションに挑む。結果は10日11時から同会場で開催される表彰式で発表される。

SPAJAM恒例のラジオ体操、ラストスパート(9日9時)

SPAJAM恒例のラジオ体操
各チームからの中間報告も

 本選スタートから17時間が経過した9日9時、SPAJAM恒例のラジオ体操が行われた。本選参加者は、ラジオ体操で体をほぐし、16時の締切に向けたラストスパートに備えた。

 ラジオ体操の後には各チーム代表からの中間報告が行われ、「勇気」というテーマに対し、どのような方向からアプローチしているのかが簡単に説明された。とはいえ、16時からのプレゼンテーション本番を控えているだけに、具体的な説明は各チーム控えめ。作業の進捗もチームによってまちまちなようで、各チームはプレゼンテーション資料を準備しながら、アプリ開発に取り組んでいる。

各チーム、自由なスタイルでアプリを開発中
最終プレゼンテーションの概要
豪華賞品を目指しラストスパート