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充電式Wi-Fiネットワークカメラ「Arlo Pro」6月発売、SIMフリーの「Arlo Go」も登場
赤ちゃん・ペット用の見守り「Arlo Baby」も
2017年5月9日 17:58
ネットギアジャパンは、Wi-Fiネットワークカメラの新製品「Arlo Pro(アーロプロ)」を6月16日に発売する。価格は、カメラ2台とベースステーションのセットが4万9980円。Amazon.co.jpでのキャンペーンとして、発売前に予約した購入者にAmazonギフト券5000円分がプレゼントされる。増設用のカメラ単体は2万1800円で販売される。
また、同社はLTE通信機能を備えたネットワークカメラ「Arlo Go」を今年度中に発売。赤ちゃんやペットの見守り機能を追加した「Arlo Baby」も7月に発売する予定。
Arlo Pro
「Arlo Pro」は、Wi-Fiで接続するネットワークカメラ。IP65相当の防水防塵仕様を備え、家の中や庭など、住宅のさまざまな場所に設置できる。充電池で駆動し、動く物体や物音に反応して撮影、クラウドストレージに録画データを保存する。録画データは、専用アプリから閲覧可能。HD画質(1280×720ドット)での録画に対応する。
新たにカメラ側とスマートフォン側、双方向の音声通話に対応。カメラの映像を確認しながら写っている相手と話せるようになった。また、レンズは視野角130度の広角レンズに変更されている。そのほか、ナイトビジョンとして、夜間のモノクロ撮影に対応。ベースステーションにはサイレン機能も搭載し、侵入者に対し最大100デシベル強のサイレンで警告できる。
録画データを保存するクラウドストレージは、過去7日分(最大1GB)の録画が無料で保管できる。ベースステーションはUSB端子を備えており、録画データをUSBストレージにも保存できる。
標準的な使用方法の場合、バッテリーは2カ月間持続し、100回程度の録画が可能。充電はmicroUSB端子から行うほか、別売でチャージングステーション(専用充電器)を用意。交換用のバッテリーも販売される。カメラの大きさは約79.3×48.6×70.5mmで、重さは136g。ベースステーションは大きさが約58.6×174.5×126.5mmで、重さは316g。10台までのArloカメラを接続できる。
Arlo Go
「Arlo Go」は、「Arlo Pro」をベースとして、通信方式をWi-FiからLTEに変更した製品。ベースステーションも不要となったことで、より幅広い場所に設置できるようになっている。SIMロックフリー仕様で、日本国内のLTEバンドに対応した形で発売される見込み。SIMサイズはmicroSIM。
また、microSDカードスロットを搭載。Arlo Pro同様のクラウドストレージへの録画の保存のほか、microSDへの保存も対応する。そのほかの機能や仕様はArlo Proに準じる。
大きさは約90×69.5×77.9mmと、Arlo Proより一回り大きい。重さは約335g。3660mAhのバッテリーを搭載し、Arlo Proと同様に、標準的な使用方法の場合で約2カ月間、電池が持続するとしている。
Arlo Baby
「Arlo Baby」は、赤ちゃんやペットの見守りに特化したWi-Fiネットワークカメラ。充電池駆動や動作検知などの特徴に加え、見守り用途向けの機能が追加されている。
フルHD画質での録画に対応。泣き声検知や目覚め検知など、赤ちゃん向けの検知機能が追加されているほか、睡眠パターンのトラッキングや表情の認識にも対応する。カメラとスマートフォンの間での会話のほか、あらかじめ録音した子守唄などの音声を流す機能を搭載する。
このほか、環境センサーを搭載し、空気の質や温度、湿度が設定した値を超えて変動すると、スマートフォンにアラートを発信する。筐体は色が変更できる間接照明を内蔵。専用のスキン(犬、ネコ、ウサギ)が付属する。大きさは約111×68×65mm、重さは約330g。Arlo Proと共通のベースステーションを使用可能。