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ASUS、最大1300Mbps対応のデュアルバンドWi-Fiルーター「RT-AC65U」

「RT-AC65U」

 ASUSは、最大1300Mbpsの転送速度に対応する家庭用のWi-Fiルーター「RT−AC65U」を日本市場向けに発売した。Amazon.co.jpでは1万2514円(税込)で販売されている。

 「RT-AC65U」は送受信用アンテナを3本を本体に内蔵し、IEEE802.11ac接続で最大13000Mbpsの転送速度に対応している。また、TurboQAM技術に対応しており、同規格に対応する機器ではIEEE802.11n接続時においても最大600Mbpsで通信が行える。

 5GHzと2.4GHzのデュアルバンドに対応し、接続する機器や使用環境にあわせて使用する周波数を変更できる。

 同時に複数の機器と通信できるMU-MIMOにも対応しており、MU-MIMOに対応するスマートフォンやタブレットであれば複数台の同時通信を行うことができ、接続する機器が多い環境でも高速な通信が実現される。

 「RT-AC65U」に接続されているPCやスマートフォンなどの位置を検出し、接続中の機器を狙い撃つように電波を飛ばす「AiRadar」もサポートされる。子機側も「AiRadar」に対応していれば、一般的なWi-Fiルーターでは電波が届きにくく接続が難しい場所であっても接続がしやすく、同じ接続距離なら高速な転送速度が実現されている。

 セキュリティ関連では、トレンドマイクロの「Trend Micro Smart Home Network」技術を使用した「AiProtection」に対応しており、家庭内LANから不正なWebサイトにアクセスしようとした場合にその通信を切断したり、接続中のデバイスの脆弱性が外部から攻撃された場合に対象の通信を遮断することができる。

 子供のスマートフォンやPCからのネットワーク接続を遮断したり、時刻によって接続制限を行う「ペアレンタルコントロール」機能を搭載しており、ネットワークへの接続を制限することができる。

 スマートフォン向けアプリ「ASUS Router」を使うと、AndroidおよびiOS搭載のスマートフォンやタブレットからWi-Fiルーターの設定を簡単に変更できる。各種設定の変更や、トラフィックの表示、Wi-Fi接続状況の表示などが行えるほか、インターネットに接続できないときなどにネットワークを診断できる。

 対応するWi-Fi規格はIEEE802.11a/b/g/n/ac。最大転送速度はIEEE802.11acで1300Mbps、IEEE802.11nで600Mbps、IEEE802.11a/gで54Mbps、IEEE802.11bで11Mbpsとなる。

 インターフェースはWAN側の有線LAN端子が1つ、LAN側が4つ。大きさは幅205×奥行き31.12mm×高さ147.77mmで、重さは345.5g。

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