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ドコモ、事故が起きたらすぐに映像送信できるLTE対応ドライブレコーダー

 NTTドコモは、法人向けにLTE対応のドライブレコーダー「TMX-DM02A」を4月10日より提供する。価格は3万5000円。クラウドサービス「docoですcar Safety」と組み合わせることで安全運転支援サービスを利用できる。

 「TMX-DM02A」は、下り最大150MbpsのLTE通信に対応するパイオニア製ドライブレコーダー。急ハンドル、急ブレーキで事故相当の衝撃を検知すると、映像をリアルタイムにクラウドへ送信。現場へ行かずとも、車両運行の管理者は、事故の状況を把握できる。これにより、状況に応じて運転手へ対応を指示したり、荷主へ連絡したり、代車を手配したりできる。

 「TMX-DM02A」の大きさは約73×40mm、重さは160g以下で、microSDHCカード(最大32GB)に映像を記録する。2インチディスプレイ(320×320ピクセル)や、200万画素カメラ(フルHD撮影対応)を装備する。シガーソケットからの給電により動作するほか、750mAhのバッテリーも内蔵する。

 あわせて利用できる「docoですcar Safety」の利用料はID1つあたり年額1万2000円。映像の記録という用途に加えて、内蔵の3軸センサーにより、安全運転かどうか診断する。ドライバーがより安全に運行できるようサポートできるほか、燃費を削減できるようにする。またカメラで捉えた映像をもとに、走行レーンがの偏りを通知したり、車間距離を検知して通知したりできる。